ぱてとふ

とりあえず何か書いていきます。

【JC】青年会議所についてメリット・デメリットを含めて解説してみる

青年会議所ってご存知ですか?いわゆるJCってやつです。

僕も入っているのですが、ネット上では色々な評判が見受けられます。

そこで、JC歴数年の僕が、できるだけ中立な目線で青年会議所に入った感想や、どんな団体なのかを書いてみたいと思います。

ちなみに、個人的にはJCを辞めたいと思っています。。。

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1.青年会議所って何?

日本青年会議所という団体を母体にした組織で、全国各地にLOM(Local Organization Member)と呼ばれる支部のような組織が存在します。

LOMは、日本全国で695あります。

東京青年会議所、横浜青年会議所等、地名を頭につけるのが通常で、一般社団法人や公益社団法人として活動しているのがほとんどですが、中には法人格を取得していないLOMもあるそうです。

JCに入る際には、まずこのLOMに入会することになります。

その後、やる気のある人等が日本青年会議所等の上部組織に出向して活動することになります。

 

なお、青年会議所は様々な国にあります。

国際青年会議所という団体が大元で、日本青年会議所もそれに加盟しています。

僕は行ったことないですが、国際会議的なものも毎年あって、その気になれば全世界の人と交流できます。もちろんお金がかかりますが。。。

 

2.JCって何の略?

Junior Chanberの略です。

Junior・・・青年

Chanber・・・会議所

という意味です。

ジェーシーって言っちゃった方が青年会議所より言いやすいし、何か親しみも持てるような気がします。

 

3.青年会議所(JC)ってどんな人達が何をやっているの?

公式的な説明としては、20歳から40歳までの品格のある青年の集まりで、修練・奉仕・友情を信条に、ボランティア活動や行政改革等の社会課題に取り組んでいる団体とされています。

僕の所属しているLOMのメンバーは、20代の人はほとんどおらず、30代の経営者(建設業率が非常に高い)、弁護士等の士業、地元企業の社員の人、保険会社営業マン、議員さんの集まりといった印象です。また、活動の内容としては、地元の子ども向けのイベントや地域の人達向けの催し物を企画したり、LOMのメンバーを対象とした勉強会・講演会等を企画するのがほとんどだと思います。

 

4.青年会議所(JC)内部の組織は?

理事長を筆頭に、副理事長や、監事等の役職があります。

そして、LOMの内部に委員会が複数設置され、委員会ごとに、青少年教育担当とか、経営能力の向上担当とか、役割が決められます。

そして、委員会で事業を企画し、理事会で審議の上、事業を実施するという流れです。

委員会は委員長が取り仕切って色々進めていくのですが、この委員長が組織での主役だと個人的には思います。

 

5.青年会議所(JC)のメリットは?

(1)さまざまな人がいるので、地元でそれなりに人脈ができます。

 結構な頻度でメンバーと顔を合せますし、OBや他団体との交流なんかもあるので、人脈は割と広がります。

 

(2)事業の作り方を学べる

 なぜこの事業をやるのか、どういった効果があるのか等、事業の計画に際しては、かなり細かいことまで考える必要があります。実際に事業計画書を作るのは委員長という立場の人なんですが、その事業計画書についての協議や審議を行う会議に参加するだけでも結構勉強になります。

 もっとも、会議に参加すれば能力が上がるわけではないので、良く分からないまま会議に参加している人の中には、粗探しをしているだけに見えてしまうこともあるようです。

 JCで学んだ事業の作り方を自分の会社に活かしている人もいますが、まったく活かせてない人も結構います。

 

(3)会議のやり方が学べる

 JCに入っただけで会議の進行が素晴らしく上手くなるというわけではないですが、委員会や理事会を通じて会議のやり方自体は学べると思います。

 

(4)大きなイベントを運営したりすることができる。

 大きなイベントに企画段階から携わることができるので、そのイベントが上手くいった際の達成感は大きいものです。

 自分の企画した事業がうまくいって嬉し泣きする委員長も多くいます。

 

(2)~(4)なんかはそれなりの規模の会社に所属していれば仕事を通じて学べるのかもしれませんが、小さな会社の社員の人や、自営業という立場の人にとっては中々学ぶ機会のないことなので、メリットとしては大きいと思います。

 

6.青年会議所(JC)のデメリットは?

(1)お金がかかる

 LOMによっても異なりますが、少なくとも毎月1万円くらいの会費がかかります。

会議の後には毎回懇親会もかかるので、その費用でも月1万円~2万円くらいは行ってしまいます。

 遠方で行われる事業も多くあるので、その参加費もかかります。

 また、僕の所属するLOMでは、上の役職の人は多くお金を出すというような慣習があるため、委員長以上の人は更に支出が多くななります。

 

(2)役職の打診がしつこい

入会して最初の一二年は優しく扱われますが、しばらくすると役職をやるようにという打診がきます。

この打診がしつこいんです。

情熱をもって口説けば必ず引き受けてもらえる!みたいなノリなんでしょうね。

仕事の都合で役職をやるのは無理だって、何回も断ってもけっこうしつこく勧誘されます。

人数の少ないLOMだと二年目で委員長をやらされることもあるそうです。

 

↑僕の所属するLOMの話しですが、人数がそんなに多くないLOMは同じような感じだと思います。

 

(3)集まりが多すぎる

 「月一回の委員会と月一回の事業ですよー」みたいな説明を聞いて入会したのですが、月二回じゃ済みません。

 ブロックの行事、オープン委員会、ゴルフ、事業の事前準備等々ありますから、全部参加しようとすると月7日くらいは取られるのではないでしょうか。

 役職についていなければ多少さぼっても何も言われませんが、委員長になると、ほぼすべての行事に強制参加です。

 仕事をしながら担当事業の準備もしつつ、頻繁にある集まりにも顔を出さなければいけない。一人で働いている人が委員長を受けるのは相当厳しいでしょう。

 

(4)ノリが体育会系

OBを先輩として敬い、おもてなしの心をもって接しなければいけない、とか言われますが、文化系の僕には嫌いなノリです。

 

(5)事業の中身がおろそかになることが多い

会議に際しては、なぜこの事業をやるのか、どういう効果があるかといったことを突き詰めていくのですが、これがうまくできない委員長が事業を企画すると、やりたいことができないという事態に陥り、微妙な内容になってしまうことが多くあります。

また、突き詰める作業が上手くできる委員長でも、会議を通すことだけに専念してしまい、肝心の中身がおろそかになったひどい事業になってしまうこともよくあります。

講師を呼んだ事業を行う場合でも、事業時間が2時間あっても、挨拶やら何やらに時間がとられ、講演が40分だけというようなこともよくあります。

参加して良かったと思える事業の割合は意外と低いです。

 

7.毎晩飲み歩いたりしてる?

中には飲み歩いている人もいると思いますが、基本的にそこまで飲み歩いたりってことはないです。

なので、ネットなんかでよく見かける、JCのやつらは遊び呆けているという印象は間違いだと思います。

ただ、会議が夜遅く終わることも多いので、家に帰るのが遅くなり、家族の印象が悪くなるというのは良く聞く話です。

 

8.青年会議所(JC)に向いているひと、向いていない人

(1)JCに向いている人

色々なことを学んだり、人脈を作ったりしたいアクティブな人で、仕事の時間に融通がきき、家族の理解も得られる人には向いていると思います。

JC活動を通じて、色々な経験ができると思いますし、がんばればその分やりがいも感じるでしょうし、尊敬できる人にも出会えると思います。

なお、社員が複数いる会社の二代目の人で、経営者としての自分を鍛える必要があると思っている人は入るべきだと思います。色々学べることがあると思います。

 

(2)JCに向いていない人

仕事の時間に融通が利かない人や、家族との時間を優先したい人には向いていないと思います。

JC以外にも似たような活動をしている団体はありますし、JCでしか学べないことや、体験できないことってそんなに多くはないと思います。

一度入会してしまうと周りの手前、辞めにくくなってしまいますから、入会に際しては、「JC大好き!」という人の話しと、「JC辞めたい!」という人の話しを聞いて、客観的に判断した方が良いと思います。

 

9.青年会議所(JC)についてのまとめ

・20歳~40歳までの経営者とかの集まりで、ボランティアやら何やらの事業をしている団体だよ

・事業の企画段階の会議とかは結構勉強になるよ

・事業自体は微妙なものもあるよ

・集まりが多くて結構時間がとられるよ

・会費やら何やらで割とお金もかかるよ

・毎晩飲み歩いたりといったことはないよ

・アクティブで時間の融通がきく人や、自信のない二代目経営者の人には特におすすめ

・時間がない人や家族との時間を優先したい人にはおすすめしないよ