ぱてとふ

とりあえず何か書いていきます。

歴史を勉強する意味は?調べてみたら意外と意味がありそうだった

小学校の社会の授業から始まり、中学・高校と学ぶ歴史。

試験に際しては年表などを丸暗記することも多いため、勉強として楽しくないと思ってしまう人も多いでしょう。僕も中間テスト前日に泣きそうになりながら暗記をした記憶があります。もちろん、試験が終わってしまうと、覚えたことはすぐに全部忘れていました。

社会に出ても歴史の知識を直接使う場面ってほとんどないですよね。

そんなこんなで、一見するとつまらないし役に立たないと思われる歴史ですが、なぜ勉強するのでしょうか?

ということで、歴史を学ぶ意味について調べてみました。

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1.学校の授業に歴史がある理由

 学校の授業に歴史がある理由ですが、とりあえず文部科学省のサイトを見れば何か書いてあるだろうと思い調べてみました。

 すると、文科省の小学校社会科学習指導要領を発見!

 社会科の学習の目標は以下のとおりでした。

社会生活についての理解を図り,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育て,国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。

 これは、社会科全体の学習目標なので、地理とかそういったものも含めた目標になります。

 この中で、歴史を学ぶ意味合いとしては、「我が国の歴史に対する理解と愛情を育て、公民的資質の基礎を養うこと」になるのでしょう。

 理解と愛情の部分は分かりますが、公民的資質の基礎って何でしょうね。

 

2.公民的資質の基礎とは?

 教育指導要領をもう少し読んでみたら出てきました。

公民的資質とは,国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者,すなわち市民・国民として行動する上で必要とされる資質を意味している。

 とのことで、具体的には、

平和で民主的な国家・社会の形成者としての自覚を持ち,自他の人格を互いに尊重し合うこと,社会義務や責任を果たそうとすること,社会生活の様々な場面で多面的に考えたり,公正に判断したりすることなどの態度や能力

 だそうです。

もう少し簡略化してみると、以下の五つになりそうです。

・社会の一員としての自覚

・自他の人格を互いに尊重

・責任感

・多面的な思考力

・公正な判断力

少し分かりやすくなってきましたね。

 

3.歴史を勉強する意味について考えてみた。

公民的資質の要素から歴史を勉強する意味について考えてみます。

(1)社会の一員としての自覚

 国家の歴史を学ぶことによって、自分がその一員だという自覚を持つという感じでしょうか。

 

(2)自他の人格を互いに尊重

 現代とは違う時代の文化についても学ぶことになるのですから、異文化に触れることになるのと同じでしょう。

 そして、違う文化を理解することによって、多様性を認めることができるようになります。

 これによって、他人に対する理解や協調性を育てることができるでしょう。

 公民的資質ってやつが育ちそうな説明になりました。自分で書いててちょっと納得。

 

(3)責任感

 社会の一員としての自覚を持つことによって、責任感を育む感じですかね。

 どちらかというと、歴史以外の社会科の科目で学ぶ要素のような気がします。 

 

(4)多面的な思考力

 歴史は、過去に起きたことであり、それを連続する時系列で学ぶことになります。

 とすれば、ある現象が起きたことにより、それがどのような現象を引き起こしていったのかを連続的に学ぶことができます。

 こういった背景があったから、この人はこういう決断をして、こういう結果になったという流れを、スケールの大きな過去の事実から学ぶわけですね。

  その流れを理解し観察することによって、洞察力などが養われるのではないでしょうか。

 そういえば、世界史なんかは流れが大事って、高校生の頃に先生に言われたような気がします。

 僕は、流れなんか無視して暗記してましたが。

 

(5)公正な判断力

  過去の決断がどのような結果を生んだのかということを学び、歴史上の国家や人物の判断が適切だったかどうかということまで検討すれば、公正な判断力ってやつも身につくのではないでしょうか。

 これもなんか抽象的ですね。

 どちらかというと道徳の授業とかの方が、公正な判断力を育むのには訳に立ちそうな気がします。

 

(2),(4)はしっくりきましたが、個人的には他の部分はいまいちな感じです。

もっとも、自他の人格を尊重するという感覚や、多面的な思考力が育まれるのであれば、歴史は勉強するべきという結論で問題なさそうです。

 

4.学校の先生に歴史を勉強する意味を聞くのは失礼か!?

 これ、聞いても失礼じゃないと思います。

 だって、学習指導要領には、なぜ歴史を学ぶのかっていうのは、分かりにくいですけどちゃんと書いてるじゃないですか。

 なら、教師はその辺をしっかり意識して生徒を指導することが予定されているわけですから、そういった質問に答えられない教師がいるとすれば、科目に対する理解不足でしょう。

 

5.歴史を勉強する意味のまとめ 

 なんだか堅苦しい内容になってしまいましたが、歴史を勉強する意味についてまとめると、

 公民的資質が身に付くよ!

 公民的資質っていうのは、①社会の一員としての自覚、②自他の人格を互いに尊重、③責任感、④多面的な思考力、⑤公正な判断力とかのことだよ!

 歴史の勉強では、特に②と④が学べると思うよ!

って感じですね。

 

 過去に起きたことをただ暗記しても思考力とかは育たないので、余裕がある人は、流れとか背景とかを意識して勉強するといいんじゃないでしょうか。

 なんだか世界史の教科書が欲しくなってきました。